こんにちは!
東広島店HP担当のKです!
皆さんが普段お使いになられている『車』は様々な部品で構成されています。
その中でも『タイヤ』は重要な部品の1つです。
車の基本性能として挙げられるのが、
「走る」「曲がる」「止まる」の3点があり、
その中でも「止まる」が一番重要だと言えます。
今回は『タイヤ』の重要性についてまとめていきます!
― そもそも、タイヤとは
皆様はタイヤをご存知かと思います。
道路を走るために車輪(ホイール)の周りを囲むゴムをタイヤと呼んでいますよね。
タイヤはホイールにつけただけでは走ることはできず、中に空気や窒素ガスなどの気体を充てんしています。
タイヤにとってパンクが最大の弱点とも言えますが、
2010年代後半からパンクしないタイヤの開発が進められているとのことです。
(‘_’)高そう…
― タイヤの役割
「止まる」という役割において、
『タイヤ』はとても重要な役割を担っています。
その中でも2つの重要な役割を解説していきます。
1、グリップ力
→路面をしっかりとつかむ力のこと。グリップ力の高いタイヤであるほど、速いスピードからでもしっかりと止まることができ、しっかり曲がる性能、剛性が優れているということです。
2、排水能力
→タイヤの進行方向に水を弾き飛ばす性能と、接地部分の水を後方に流しだす性能です。
進行方向に水を弾き飛ばすことにより、タイヤをしっかり路面に接地させることができます!
この2つがとても重要で、残り溝やタイヤの空気圧でその能力も大きく変動します。
残り溝が少ないとグリップ力も排水能力も低下するため車がスリップする原因になりますし、ブレーキを踏んでも安全に止まることができないかもしれません。
空気圧が高すぎる状態だと、乗り心地も悪くタイヤ本来の性能をフルに活用できません。
他にも変摩耗の原因になったり、少なすぎると燃費の悪化や、タイヤの両肩摩耗によって早期の交換余儀なくされたり様々です。
また、急発進、急ハンドル、急停車…etc
こちらもタイヤの摩耗を早める原因のひとつです。
月に一度はタイヤの空気圧点検を行う事がお勧めです。
― ハイドロプレーニング現象
タイヤの溝が少なくなってしまうと排水性能が極端に悪化し、
ハイドロプレーニング現象を引き起こしてしまいます。
→ちなみにここで出てきたハイドロプレーニング現象ですが、
これはタイヤが路面に接地することができず、水の上を走ってしまう現象です。
ハンドルもブレーキも効かなくなってしまうので大変危険です!!!
点検の際にタイヤの残り溝が少ないとあった場合、市街地走行の速度でもこの現象が起きる可能性が高いので、早急にタイヤを新しくする必要があります!!!
― タイヤを長く使うコツ
走れば走るほどタイヤは減っていきます。
いつかは必ず新しいものと交換しなくてはいけません。
そこで、私なりにタイヤを長持ちさせるコツをまとめてみました!
①空気圧を規定値で保つ
前述でもあったように空気圧は既に決められた数値がございます。
右フロントドアを開けたところにシールがついておりますので、そちらをご参照ください。月に1度の調整がおすすめ
②ローテーションの実施
定期的なローテーションの実施で均等に摩耗させていく。と言うのも前と後ろでタイヤの摩耗具合は変わってきます。AWDの場合主に前側タイヤから摩耗しやすい傾向にあります。定期的なローテーションで前後を入れ替えれば摩耗具合を均一に保つ事ができます。
③なるべく車に乗る
車を長期間停車しておくと、タイヤの同じ部分に車両重量がずっとかかってしまいその部分の劣化はやはり他の場所に比べるとすすみやすくなります、なるべく車を使用して同じ部分に荷重がかからないようにするのも劣化防止に役立ちます。
― 最後に
どれだけ性能の高いお車でも、
安全性能が高いお車でも、
誰もが憧れるような高級車でも、
車が道路と接するのは『タイヤ』だけなのです。。。!
この機会にぜひ、タイヤの重要性を少しでも知っていただけますと幸いです。
タイヤに関することやお見積り等、お気軽にご相談ください!!!