こんにちは
いつも福山店をご利用いただきありがとうございます。
カメラが趣味の鈴木CAが愛車のアウトバックに乗り込み不定期に中四国の「おすすめ」を皆様に写真とともにご紹介するコーナー、題して「鈴木CAの西日本紀行」。
第2回は、愛車LEGACY OUTBACKと新緑の山口を廻ります。
1回目はコチラ
今回は1泊2日で、山口へ行ってみたいと思います。
大学時代に一度友人と旅行で行ったことがあるのですが、生憎の大雨で景色を十分に満喫できず。
さて、数年ぶりに行く山口はどんな景色を見せてくれるでしょう。
では、始めます。
1日目ー。
天気は快晴です。
まず向かうは、広島スバル福山店から約300km、
「トリップアドバイザー」が選んだ「日本の橋ランキング」1位に輝いた国内有数の景勝地
「角島大橋」へ。
約300kmとは言っても、福山東IC〜美祢IC(約250km)間はほぼ片道2車線なので、アイサイトXが利用可能。道中の疲れは最小限に、快適なドライブができます。
美祢IC〜角島大橋間も片道1車線のしっかりした道が整備されています。
SUBARU車は乗っていて安心感(おそらく走りや視界の良さがもたらすもの?)があり、長時間運転していても疲れにくいです。だれかこの気持ちを上手く表現してほしい・・・
念願の快晴での角島、一層期待が膨らみます。
到着。
よくSNSに載ってる、コバルトブルーの景色が広がっています!
快晴だとこんなに美しいんですね。
さて、お腹がすきました。
こんな綺麗な海で獲れた海の幸が食べたくて仕方がありません。
本州最西端の道の駅「道の駅 北浦街道ほうほく」へ。
駅内にある「わくわく亭」でお昼ご飯とします。
定食や丼には、地元の海の幸が使用されている事が掲示されています。
安心して期待できます。
豊北町の名産は「特牛いか」という、いかの王様と名高い「剣先いか」とのこと。
そんな、「特牛いか」も入っている「海鮮丼」を本日はいただきます。
特牛いか、美味しすぎる・・・
品川CAにいただいたイカも相当に美味しかったですが、特牛いかも絶品。
他の魚も美味しいのですが、とにかくいかが美味しい。
恐るべしです。
感動しているうちに満腹。
さて、次なる目的地は、123基の赤鳥居が海に向かって並ぶ絶景神社
- 「元乃隅神社」です。
鳥居をくぐり抜けた先にある岩から見える海は、透き通っていて綺麗でした。
神社のご利益としては商売繁盛や大漁・海上安全をはじめ、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就など様々な願いごとができるそうです。
そして次は、日本の棚田100選にも選ばれた、
「東後畑棚田」へ。
眼下に日本海を望む贅沢なロケーション。
この棚田がある向津具半島の丘陵地が海岸近くまで迫っているため、このような海を望む棚田になったとのこと。
カメラ好きとしては、このロケーションで夕日を撮りたかった。。(また今度)
後ろを見ると、全国ため池百選
「深田ため池」がありました。
そもそも、ため池百選なるものがあるんですね、
真ん中の島が少しジブリ映画のような雰囲気を出していて素敵なため池でした。
なんとなく、久石譲さんの音楽が流れてきませんか。
本日の旅はここまで。
宿泊は、長門の老舗旅館「大谷山荘」へ。
かつて住んでいた栃木県の大谷石(栃木県宇都宮市)が夕食会場の壁面に使われていて嬉しかったです。
2日目ー。
天気は曇りです。
日本最大級のカルスト台地
「秋吉台」へ向かいます。
秋吉台は、1955年に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定。
カルストとは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食されてできた地形のことだそうです。
カルストと言えば、故郷愛媛県が誇る「四国カルスト」がありますが、こちらは規模が桁違いでした。
四国カルストは1,400m超の標高の高さゆえの魅力があります。
良好な視界は、こうした景色の良い場所で大活躍します。
ドライブコースである、秋吉台カルストロードの中間地点、長者ヶ森駐車場に車を止め、
駐車場→長者ヶ森→北山→冠山→駐車場と、
約1時間のハイキングを堪能しました。
広大な草原に石灰岩がゴツゴツしている秋吉台ならではの景色が広がります。
国定公園×レガシィ アウトバック、控えめに言って最高です。
オータムグリーン・メタリックが、秋吉台にとっても似合います。
国内市場では大きさゆえに、選択肢から外れてしまうことも少なくないアウトバックですが、一ユーザーとして思うのは、1875mmという車幅は決して扱いづらいサイズではないと思うのです。
大きさゆえのゆったり感や、堂々としたスタイリング、荷室の利便性、前後席の居住性などもっと評価されてもいい一台だと思います。
クルマを実際に購入して忖度なき評価をされているYouTuber、
ワン〇クTubeさんも、もっと評価されてもいい一台として、アウトバックを挙げておられました。
是非、動画を探してみてください。
本日もお腹がすきました。
調べると、ごぼうを麺に練り込んだ「ごぼう麺」なるものを発見。
秋芳洞前の商店街にある、
「安富屋」さんでいただきます。
ちなみに、使用しているごぼうは秋吉台周辺が産地とのこと。
地産品期待です・・・!
店内はごぼうの美味しそうな香りが漂っています。
そして、肝心のお味も美味しい!
コシもあるし、上に乗ってるごぼうの唐揚げも美味しい。
ごちそうさまでした。
続いては、秋吉台国定公園の地下100mに位置する、日本屈指の大鍾乳洞
「秋芳洞」へ。
洞内は年間を通して17℃でほぼ一定、ひんやりと涼しい空間が広がっていました。
秋吉台のはじまりは南方の遠く温かい海で生まれたサンゴ礁。
秋吉台を形成する石灰岩は、数億年前の太古の海に生きたサンゴなどが堆積して出来たものです。
サンゴ礁が長い年月をかけて、石灰岩という岩に。
それから約3億5千万年という長い年月を経て、海から山へ堆積しながら移動した石灰岩の厚みは、500m~1,000mにもなります。
そこに雨水が流れ、長い時間を掛けて石灰岩が溶け、今の地形や鍾乳洞になったそうです。
自然が作り出したスケール感に圧倒されっぱなしです。
洞内があまりにもひんやりしていたので、外に出たら想像以上に暑い・・・
秋芳洞前の商店街にある、
「R’sカフェ 秋吉」さんで甘味をいただきました。
少し晴れてきたので、再び秋吉台へ。
同行者の協力のもと、走行中の車両を撮影しています。
秋吉台を後にし、今回の旅最後の目的地、日本名水百選
「別府弁天池」へ。
神秘的です。
地域の人の生活用水なので、お賽銭や入水は厳禁。
この湧水は秋吉台をはじめとした石灰岩質のカルスト台地に降った雨水が長い時間をかけ、岩の間を流れ、濾過されていったものが、断層を境に不透水性な地質とぶつかり、水が行き場を失い、湧水が発生するとのこと。
地質の変わり目で湧水が発生するんですね。
以上で今回の山口旅行はおしまい。
帰り際に見つけた異様に真っ直ぐな橋。
鉄道ではないような・・・。
かといってクルマも走れそうにありません。
調べてみると、写真後ろに見える秋芳鉱山から、長門市仙崎の港まで石灰石を運ぶベルトコンベア(住友大阪セメント株式会社所有)とのこと。
調べてみるとなんと、全長約16.5km。
ちなみに石灰石は、セメントの原料のほか、鉄やガラスの製造に欠かせない重要な資源で、
秋吉台を有する美祢市では、そんな石灰石の採掘が盛んであり、運ぶ為の専用インフラとしてベルトコンベアだけでなく、宇部伊佐専用道路(UBE三菱セメント株式会社所有)という、全長31.94kmに及ぶ日本一長い私道もあるそう。
日常生活に欠かせないセメント等の原料の一大産地ということもあり、このような通常考えられない規模のインフラがある事を知りました。
こうした発見があるのも旅の魅力ですね。
では、また次回。
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