お世話になります。
東広島店の嘉本です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、
「地球は青かった」
という言葉を皆さんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは有名な宇宙飛行士「ガガーリン」が人類初の宇宙到達時に外側から見た地球をこう表現したものですが、聞いただけでもその言葉しか出ないぐらい感動したんだろうなと思えるぐらいのいい響きの言葉ですよね。
しかし、実はこの言葉はもう少し違うニュアンスで語られたようです。
本当は
「空は非常に暗くて、地球は青みがかっている」
と言ったとされています。
ガガーリンも仕事ですので情報を的確に伝えないといけないと思って言った言葉なのだと思いますが、正直この事実を知った時はショックでした…
ではなぜ、先ほどのインタビューが「地球は青かった」になったのか、それはインタビューの感想を日本語に直訳したものだったからだそうです。
直訳をすることによって「地球は青かった」というロマンチックなニュアンスに変換され、ガガーリンが実際に言った名言として広まりました。
他にもガガーリンが言ったとされる名言がありますが、それも同じく間違ったニュアンスで広がったものがあるようですがそれはまた機会があれば…
ただ、日本語同士の伝言ゲームでも最後のほうは「そんなこと言った?」となる場面を嘉本も幾度となく見ていますし、洋画を見る時も英語字幕版と日本語吹き替え版を見比べても若干ニュアンスの違う表現になっている場面も見られるので、そうなるのも頷ける気がします。
英語の文法も日本語と同じく口語表現があるため、嘉本も学生時代に英語の授業で苦労した記憶があります…
直訳すると変な文章になるんですよね!堅苦しいというかなんというか…
このガガーリンの言葉に関してはそのほうが綺麗に伝わったという珍しいケースかもしれません。
嘉本もこんな意図せずとも気の利いた言葉が出せるようになりたいものです…