どうも皆さまこんにちは!
今週も当店のHPのご閲覧ありがとうございます!
今週は過去に取り上げた
皆様にスバルの歴史を知っていただきたいということで考案した
あの企画、持ってきました!
スバルの小噺ースバル車の歴史を追え!
をお届けいたします!
今までの小噺集はこちら
※注意喚起※
HP作成当時、かなりの長丁場になりそうだなと思ったこの企画。
予想通りかなりの長文です。
お時間あるときに是非読んでいただけたら幸いですw。
ではまずのお話。
現在の株式会社SUBARUの成り立ちについて軽くご紹介
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、もともとは飛行機を作っていたメーカーだったんです。
<当時の中島飛行機製作所本社の写真>
当時は第1次世界大戦真っ只中の1917年。若きエンジニア中島知久平が、民間の力で航空機産業を育成したいという想いから「飛行機研究所」を設立。
これが中島飛行機となり、日本の航空機開発のパイオニアとして時代を拓いた技術をもとに、戦後の自動車産業黎明期を駆け抜けていきました。
この航空機を作るうえでのパイロットへの安全への配慮であったり、エンジンの開発などに脈々と受け継がれているんですね。
ーさて時は流れ1945年
戦争の終結ともにGHQによる軍需産業に進出できないように中島飛行機は12社に解体され、そのうちの5社が集まり1953年「富士重工業株式会社」が誕生しました。
この時からエンブレムが現在でも使われている6連星が使われていたんです。
そこから5年後の1958年
スバル車初の国民車誕生。
その名もSUBARU 360
<SUBARU 360>
当時日本ではまだ自動車が手に届かない憧れだった時代。
国民車構想を実現した初の車として誕生し、乗る人のことを最優先に考え、軽四輪という枠の中で小型車並みの乗り心地と性能を実現。
フレームレス・モノコック構造、強化プラスチック素材の採用など、航空機メーカーのDNAを感じさせる独特な取り組み。当時不可能と言われた国民車の実現に大きく貢献しました。
その独特な見た目からテントウムシの愛称で呼ばれ、10年以上生産され続け、絶大な人気を博しました。
1961年
今でも根強い人気のあるあの車の初代が登場!
初代サンバートラック発売
<初代サンバー>
SUBARU 360をベースに設計されたサンバーは貨物車でありながら、乗り心地や走行安定性に優れ、出足や加速感、登坂力の性能も優れていました。
当時の軽四輪トラックの中では、最低床かつ広い荷台が特徴でした。
また運転席をできるだけ交代させることで、視界を確保したり、衝突安全に配慮した設計はSUBARUの安全へのこだわりを感じられますね。
続いて1966年
早くも2代目が登場。
2代目サンバー
<2代目 サンバー>
初代に引き続き「リヤエンジンリヤ駆動」(RR)を採用し、空車でも十分なトラクションを確保していました。
当時では珍しい四輪独立懸架とあいまり、未舗装道路や農道でもバツグンの機動力を発揮し高い評価を受けました!
このRR方式のレイアウトは6代目まで踏襲され、お仕事で使われる人々に長く愛されました。
2代目サンバーと同年にもう1台登場
今ではスバルのなじみのあのエンジンを初搭載!
スバル1000
<スバル1000>
日本のモータリゼーションが急速に進み、その市場へ参入するため独自の魅力を詰め込んだのがこのスバル1000。
蓋を開けるとそこには今もSUBARUのコアテクノロジーとして受け継がれている水平対向エンジン”SUBARU BOXER”が初搭載であったり、当時主流であったFR方式から一転し、軽量化と居住性を追求したFF方式を取り入れたりと、「独創と先進のSUBARU」のイメージを市場にもたらしました。
1969年。
可愛らしいデザインで人気なあの車の初代が誕生。
SUBARU R-2発売
<SUBARU R-2>
2代目軽乗用車としてSUBARU R-2が誕生です。
ハイウェイ時代にふさわしい高性能と悪路などの走りもこなすバランスのよい走行性、そして大人4人がゆったり座れる広い室内、
ヨーロッパ調の洗練されたスタイルを実現しました。
R-2は、SUBARUの技術者達が積み重ねてきたクルマづくりのノウハウをもとに、ミニの極限に挑戦して得た成果でした。
人気の高かったSUBARU 360の後継車として日本中を沸かせ、発売当初の記録的な販売数とともに人々の支持を獲得することとなりました。
ちなみにHP担当はこのSUBARU R-2のアンティークさとブリティッシュさを感じるデザインがとても好き。
続いて1970年台に入り
スバル・1000のマイナーチェンジ版として登場。
スバル・ff-1
<スバル・ff-1>
高度経済成長に支えられたマイカーブームのなか、大衆車クラスではライバルと性能や豪華さを競い合う時代に突入。
そこで排気量を拡大したSUBARU 1300Gを発売。
中でもツインキャブレターを与えられた水平対向エンジン搭載車はトップクラスの性能を実現し、
国内ラリーにおいて2000cc以下のクラスで最強と評され、1970年、1971年と連続して日本アルペンラリーで総合2位入賞を果たしました。
翌年1971年
1970年代から1980年代にかけてスバルの基幹車種として名を馳せ、獅子座宮星座の意味を込めて命名された1台
スバル・レオーネ
<スバル・レオーネ>
名車と呼ばれたスバル1000の後継として開発されたレオーネは、躍動的で野性美あふれるスタイルを与えられクーペから先行発売されました。
また当時は公害や安全が社会問題化しつつあり、これらヘの対応が推進され、なかでも排ガス対策は新たな技術革新への挑戦であり、SUBARUはNOx(窒素酸化物)の濃度をエンジン本体で解決する排出ガス浄化装置「SEEC-T」の開発に世界で初めて成功。
1975年10月にレオーネに搭載して発売し、いち早く環境に配慮したクルマだったんです!
サッシュレスドアやステーションワゴンといったスタイル、そして四輪駆動(4WD)の技術は後のレガシィやインプレッサの基礎となったんです!
翌年1972年
R-2のモデル版として登場!
スバル・レックス
<スバル・レックス>
SUBARU R-2をフルモデルチェンジし誕生したこのレックス。
SUBARU 360から受け継がれたRR方式を採用されたり、20年もの長い間機関にわたり販売されたりとなかなかの逸話を残してきました。
これまでのSUBARU 360やSUBARU R-2に比べ、アクティブかつ個性的なシルエットが特徴でした。
さらにこの年1972年にはSUABRUの根幹ともいえる
AWDの先駆けとなったあの車が誕生。
レオーネ4WDエステートバン
<レオーネ4WDエステートバン>
当時の4WDは、トラックをベースにしたクロスカントリータイプがほとんどで、快適性や高速安定性などにはデメリットがありました。
一方、市場では、電力会社、営林署などで全天候型の乗用車へのニーズが高まり、これに応えるためにSUBARUは乗用タイプ4WDの開発に着手。
水平対向エンジンを縦置きにしたパワートレーンをベースに、シンプルで軽量、左右対称の4WDシステム(現在のシンメトリカルAWD)を完成し1971年のモーターショーに出品して大きな反響を呼びました。
そして1972年、国産初の乗用タイプ4WDとして、レオーネ4WDエステートバンを発売。
インフラ整備の現場や公共機関だけでなく、スキーやレジャーなど多様なニーズに応える本格マルチパーパスカーの誕生に日本はもとより世界から注目を集めました。
翌年1973年
7年の時を経てあの軽商用車がモデルチェンジ
剛力の名を手にしました!
3代目サンバー
<3代目サンバー>
オーバーヒートしにくい水冷式の「剛力エンジン」や軽トラック最大の荷台を持つ「剛力ボディ」、強化された「剛力足回り」とどこをとっても剛力なモデル!
使いやすくタフな軽トラックのイメージを確立させました。
また当時の広告宣伝に人気力士を採用してユーザーにアピールしたそうです。
さらに1980年には4WDのモデルが追加されたそうです。
続いて1975年
あの基幹車種の世界初セダンタイプ4WD発売!
レオーネ4WDセダン
<レオーネ4WDセダン>
1972年に発売されたエステートバン4WDに続き、1975年に世界初となるセダンタイプの量産AWDとして登場。
レバー操作で2WDとAWDを切り替えるセレクティブ4WD方式は、エステートバン4WDと共通でした。
セダンとしての優れた居住性や快適性と、AWDならではのたくましい走破性を発揮して、
積雪地域を中心に人々の生活を支える存在となりました。
1976年
排ガス・安全対策いっきょに充実。
大きく、ワイドにスタイル一新!
スバル・レックス5
<スバル・レックス5>
1972年にデビューしたレックスのビッグマイナーチェンジで登場!
SUBARUは排気ガス浄化装置「SEEC-T」によって、前モデルであるレックスから51年度排出ガス規制をクリア!
21年ぶりに改定された軽自動車の新規格にもいち早く対応でき、1976年5月に拡幅ボディで500ccのレックス5を発売。
旧モデルよりも一回り大きくなった印象ですね。
これに続き1977年5月に53年度排出ガス規制に対応した550ccのレックス550を発売しました!
さて今回のトリを飾るのは
1979年にモデルチェンジした
2代目レオーネ!
<2代目レオーネ>
初めて「ツーリングワゴン」と名付けられたモデルは、SUBARU初の乗用ステーションワゴンとして1981年に2代目レオーネに追加されました。
SUBARU独自のBOXER+AWDをコアテクノロジーとすることで、路面状況に左右されることなく、荷物を積んで、長距離を速く快適に移動できる。
そんな新しい時代のコンセプトはアクティブなライフスタイルを実践する人々から高く評価されました。
と今回は1970年代までをピックアップしてご紹介しました!
ここまででもかなりの量に驚きです・・・w
次回は1980年代から紹介できたらと思います!
では今回はここまで!
最後までご閲覧頂きありがとうございました!